minori1.0 足りない頭で色々とルールについて考えてみた

問題はこちらの2枚
CH-2175 広野凪 月EX2 コスト:月月星星 Illust:龍牙翔 R
●×●
×●× AP4 DP3 SP1 ♀
オーダーステップ:月
画家
相手のデッキから相手のゴミ箱にカードが置かれるとき、そのカードを持ち主の手札に入れることができる。
入れた枚数だけ、相手は相手の手札を1枚破棄する。

CH-2179 楓ゆづき 花EX2 コスト:花 Illust:翔丸(NP1:KIMちー)R
●×●
●●● AP1 DP3 SP2 ♀
エスケープ:0
わたしの物語
相手のデッキから相手のゴミ箱にカードが置かれるとき、そのカードを
自分の「わたしの物語」カード置き場に置くことができる。
ターン終了時、自分の「わたしの物語」カード置き場に置かれた枚数が5枚以上の場合、
それらのカード全てを破棄し、自分のゴミ箱のカードをランダムに1枚、持ち主のデッキの一番下に置く。
*このカードは別番号~
*補足 「わたしの物語」カード置き場は公開です。このキャラが場から離れても、
「わたしの物語」カード置き場は失われません。

落ち物メタとしてデザインされたカード・・・のはず。
しかし実際はゴミ箱に置かれるときに処理をはさむせいで破棄が成立しない疑惑により、ステップなどの移動コストや取材などの能力起動コストに引っかかり、果ては偵察などのスーパーバーンや画鋲撒き、落書きなどによるロックまで掛かってしまう始末・・・との噂。

今回は今までのQ&Aやカードから果たしてそのような事が起こりうるのか考察してみました。

まずは破棄が成立しないの論拠となっている裁定について。

Q.「月宮あゆ(CH-0770)」が登場している、または「昇華(EV-0333)」を使用したターン中で、「白鳥水羽(CH-1822)」が登場しました。「泣き虫のお嬢様」の効果で相手[コンバージョン]キャラ、もしくは複数の属性を持つキャラを破棄するとき、そのキャラをゲームから取り除き、デッキから2枚ドローすることはできますか?
A.はい、「泣き虫のお嬢様(白鳥水羽)」の効果で破棄を指定したキャラが破棄の処理の前にゲームから取り除かれた場合、「破棄しなかったとき」の処理として自分のデッキから2枚ドローします。

Q.相手が「昇華」を使用したターン中、「不幸」の使用を、コストに[雪]属性を含む3コスト以上のキャラの破棄を使用代償として宣言しました。その「不幸」の解決は成功しますか?
A.いいえ、「不幸」の解決は失敗します。コストに[雪]属性を含む3コスト以上のキャラを破棄するとき、「昇華」の効果によりそのキャラはゲームから取り除かれ、破棄の処理が正常に処理されず、使用代償は適切に支払われません。

Q.相手が「昇華」を使用したターン中、「死への憧れ(須磨寺雪緒)」の使用を宣言しました。その「死への憧れ」の解決は成功しますか?
A.いいえ、「死への憧れ」の解決は失敗します。「死への憧れ」の使用代償の「このキャラを破棄する」を支払う際、「昇華」の効果により「須磨寺雪緒」はゲームから取り除かれ、破棄の処理が正常に処理されず、使用代償は適切に支払われないません。
要するに他の効果(別の処理)でカードが処理(除外)されるせいで破棄が成立しないので結果として効果は失敗する、という流れですね。

だとすると気になるのは食い逃げあゆ(エラッタ前)な訳ですが、案の定エラッタが入ってこんな感じに↓

変更後
相手のカードが場からゴミ箱に置かれるとき、またはコストとして支払われるとき、そのカードをゲームから取り除くことができる。取り除いたとき、自ターン終了時まで、このキャラにAP+1する。
※コストとして支払われているカードを取り除く場合、そのカードの支払いは成功する。

ここで問題なんですが、このエラッタはこのカードだけ特例として認められているのか、それとも手札のカードをコストとして宣言した場合、除外されても破棄は成立すると考えるべきなのか。
というのもコストに限って言えばゴミ箱に行く前にコストとして宣言したカードが送られなければ破棄が成立しない、という表記は(探した限りで)どこにもない、というかコスト破棄とゴミ箱の関係について詳しく述べられている所がこれの他にないんですよね(探した限りで)。
コストがゴミ箱に落ちるのはルールとして当然ですが、場から取り除かれた場合に破棄が失敗したとしても、手札からゴミ箱に落ちないからといってコストではない、という理屈は成立しない、と言いたい訳です。(我ながら苦しいな・・・)
もしそういう例があると知ってる方、居ましたら是非教えてください、ここで話を終わらせる事ができるのでw

・・・でも、まぁ書いてる最中は流石に居ないと思うので続けます。

とりあえず場破棄は(Q&Aの判定から)出来ないとしても、コスト破棄に関しては疑問符が付いたと思います(多分)。
でまぁ、今回のデッキ破棄のパターンについてですが、デッキ破棄はコストとは違う分類となっており、青文字表記である以上須磨寺などと近い性質を持っています。
なので、昇華などの判定により、広野凪の効果で破棄が成立しなくなると考えるのが普通かもしれませんが、単純に日本語の話で「キャラを破棄する」と「自分のデッキを1枚破棄する」は違いますよね?
何より使用代償:デッキ破棄に関していえばQ&Aでの前例はないので、現時点で破棄が成立しないかどうかを決められる根拠はないと思われます。

うみねこの悪魔の証明みたいな超屁理屈ですが、まぁ昇華がそうだからこれもそうだ!、と安易に決め付けるのは危険程度に思ってくれればいいかなーと。
要するに汁鰤的にはQ&Aでどうとでもなる範疇ですよ、というどうでもいい話でしたw

で、ここからが副産物というか(自分が)面白いと思う話です。
昇華判定考えてるとこんなカードが見つかりました。
イメージ 1

CH-1386
CH-1386B
名前:ベルンカステル
カテゴリー:CHARACTER
EX:雪 2
コスト:雪雪
登場位置:
---
●●●
AP:0
DP:3
SP:2

奇跡の魔女
このキャラが登場したとき、カード名を1つ指定する。
相手ターン開始時、宣言したカードと同名のゴミ箱のキャラ1体を持ち主のデッキの一番上に置くことができる。
宣言したカードと同名のキャラがデッキまたは場からゴミ箱に置かれるとき、そのキャラをゲームから取り除く。
このキャラが場を離れるとき、この効果は失われる。

エキスパンション:07th Expansion 1.0
作品:うみねこのなく頃に
性別:女
レアリティ:R
ILLUSTRATION(CH-1386) / あずまゆき
ILLUSTRATION(CH-1386B) / 竜騎士07
ここで重要なのは“宣言したカードと同名のキャラがデッキまたは場からゴミ箱に置かれるとき、そのキャラをゲームから取り除く”の部分。
これ・・・見えてますよね・・・デッキからゴミ箱に置か“れる”カードがw
まぁ落ちた後で判定してます、とか言われたらそれまでですが、それは流石に“置かれる”って言っておきながらどうなのよ、という話なので、エスパーでもない限り確認する方法はデッキからゴミ箱に置か“れる”カードが見れる、という事になりますよね?

という事は手札に加えさせるカードが確認できなくてちょっと弱いなーと思ってた広野凪が、見えると言うことなら序盤から選んで宣言できるようになる訳で。
まぁ、とりあえずそれだけな訳ですが(^^;
・・・どうせQ&Aかエラッタで、「※破棄は成立する」みたいなテキストが追加されるのがオチですから、こういう地味な所の方が重要だと思ったわけです。
後はモーリスについて。
コモンだから、はミリアムが否定してくれたので(自由人?そんなカードは知らんお!)いけると信じるしかない、って感じですねw
荒耶と違って“行動済み状態にしたとき”の表記があるのが中々の曲者ですね。
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