Lycee史2017

ゆずソフトの発売(12月22日)が近付いて参りました。

クリスマスフェスタ(12月24日)で来年度のファイナルの権利が付与される、という事なので、2017シーズンはFINALで実質終了ですので、ここで2017年シーズンを振り返ってみようと思います。

2月24日 Fate/GrandOrder1.0発売

記念すべき第1弾、Fate/GrandOrder1.0が発売されました。
作品のネームバリューが強い事もあり、結構なパックが剥かれた感があります。
日単のエース、ネロ・クラウディウス金時、宙のオーダーの要であるアルトリアアルテラ、脅威の2ハンドAP5レオニダス、お手軽強化アイテムの戦闘服ファントムメイデン、花の移動持ちパンチャーステンノ&エウリュアレ、サポートdmg+2シリーズの先駆けとなったマリー、5点パンチャーエリちゃんに、除去の代名詞荊軻、原作並みの耐久を実現するジャンヌ、抜群のバトルサポート能力を持つメディアリリィ、FGOを代表するイベントの令呪カルデアスなどが登場しました。

3月12日 リセフェスタ東京

日単を使用したらじあん氏が優勝しました。
この頃は日単ミラーで先行を取って移動持ちを2体以上出せるか、カルデアスとEX1の投入枚数による事故率と勝率のバランスの取り方、などがメインテーマだったと思います。

3月18日 リセフェスタ大阪

花単を使用したハル氏が優勝しました。
花絡みの混色デッキが2つ入賞したり、固める動きが出来る花が日に対して有効である事が証明されたように感じます。

4月2日 リセフェスタ名古屋

後のリセ名人、日単を使用したでちん氏が優勝しました。
後手でオーダーステップを3体出せれば日相手にも宙単が何とか立ち回れる、という意識がこの頃はあったように思います。

4月23日 リセフェスタ岡山

全勝者不在のため、日単を使用したLazy氏が1位になりました。

5月14日 リセオープン(FGO1.0)

200名以上が参加した大型大会を制したのは、日単を使用したシロタツ氏でした。

5月26日 ブレイブソード×ブレイズソウル1.0発売

エンゲージという新システムが登場しました。
月にはバルムンク、花にはレールガンタブーとエンゲージを主軸とするデッキの切り札が追加されました。宙にはバトルサポートのネクロノミコンが、日にはゲームスピードを早めるレヴァンテインや2ハンドAP5ガラティーン、大量の2ハンドDMG3とスイートピーチ、そして雪はLyceeOverTure初のエラッタとなったアヴァロンと抜群に相性のいいデュエルリゾート風魔手裏剣、更に間接打点が強力なミョルニルに、ミストル&グラシなどの強力なコンボキャラクターが登場しました。
また強力な詰めイベントであるキノコリオンタケノコリオンもここで登場しています。

5月28日 リセフェスタ福岡

雪単を使用したやっくん氏が優勝しました。
ここから実質禁止となったサマーバケーションバトルまで全ての大会を雪単が制します。

6月3日 リセフェスタ東京

雪単を使用した楓月氏が優勝しました。
ここで雪単に対するメタデッキとしてスイートピーチを採用した日単ウィニーが2名入賞しています。
が、後にこの日単ウィニーも雪単側がメタって対処してしまいます。

6月17日 リセフェスタ大阪

雪単を使用したk-masan氏が優勝しました。

7月8日 リセフェスタ仙台

雪単を使用したmisakie氏が優勝しました。
ここから1位に対してfinalのシード権が、属性別1位に対してfinal予選参加権が付与されるようになります。

7月15日 リセフェスタ名古屋

雪単を使用したyui氏が優勝しました。

8月5日 リセオープン(ブレブレ1.0)

雪単を使用したmai氏が優勝しました。

8月27日 バケーションカードバトル

各属性から投票で選ばれた2枚のカードが使用不可になる面白いレギュレーションで開かれた大会。
宙単を使ったまみやながつP氏が優勝しました。

8月31日 アヴァロンに構築制限

ガルパンが発売しても除去の嵐が吹き荒れる事が予想されていましたので、エラッタも止む無しかと思います。

8月31日 ガールズパンツァー戦車道大作戦1.0 発売

アシストという新能力が登場。
これにより混色デッキが組みやすくなり、結果様々なデッキが活躍できる稀に見る良環境が実現されました。
雪にはカチューシャとそれを支えるプラウダ勢、月には継続勢、花にはダー様島田愛里寿あんこう勢、宙にはみほまほ、日には初手安定パンチャーの秋山殿などなどが追加されました。

9月2日 リセフェスタ東京

雪単を使用したヘルウインド氏が優勝しました。
この頃から固める系のデッキと、攻撃を通す系の日単がしのぎを削り合い始めたような気がします。

9月9日 リセフェスタ大阪

色々あって宙単を使用した前後前後おおおん氏が優勝しました。

9月10日 どまんなかリセ祭

シロタツさん主催のどまんなかリセ祭が開催され、日単を使用した4dan氏が優勝しました。

9月23日 リセフェスタ札幌

宙単を使用したかばぷ氏が優勝しました。

10月7日 リセフェスタ名古屋

聖グロ単を使用したへっぽこにわか氏が優勝しました
10月21日 リセオープンチーム戦
様々なデッキが大活躍しました。
優勝はシロタツさん、ベルナルドさん、トウカさんのチームでした。
リセオープンレポ

10月27日 Fate/GrandOrder2.0発売

新システムオーダーチェンジと構築制限が実装。
作品単限定大会であるシングルバトルなどのレギュレーションもここから一層活発になります。
FINAL環境となったFGO2.0は月と花が大幅に強化された弾でした。
月の最狂カード酒呑童子にドロソのマシュ、バーンのフランケンシュタインに強力防御イベントの万古や強力なコンバットである邪竜召喚、花は最強の限築ナイチンゲールケツァイシュタルヒロインXオルタ等の優秀な3ハンドに加えて、ブレエリハロエリスカサハラーマ(実質)と2ハンドdmg3が大量に参戦しました。
宙には安定dmg4パンチャーのジャンヌオルタや詰めに強いモードレッド、雪にはサンタオルタジャック、日にはイスカンダルが登場しました。

10月29日 リセフェスタ東京

月単を使用したベルナルド氏が1位になりました。
この頃から固めるデッキや強力なイベントが増加した事により、制限時間30分で試合が終わらない事が増えたように思います。

11月5日 リセGP大阪

月単を使用したちびんり氏が優勝しました。
同時開催のシングルバトルは花単FGOを使用したももせ氏が優勝しました。

11月18日 リセGP名古屋

月単を使用した悠氏が優勝しました。
同時開催のシングルバトルは花単FGOを使用したディラミス氏が優勝しました。

12月9日 リセGP東京

宙単を使用したトウカ氏が優勝しました。
同時開催のシングルバトルは花単FGOを使用したワラキアの昼氏が優勝しました。

12月10日 リセGPFINAL名人戦

花単FGOを使用したでちん氏が優勝、初代リセ名人になりました。
こんな感じの1年だったかと思います。では次に今年特に印象に残ったカードを10枚程紹介しようと思います。

10位 グラムオルタ

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FINAL直前で環境に登場し多大な影響を与えたカード。

花がナイチンゲール、月がネロブライドやオボロ、ロビンフッドでDPを上げてくるせいで止まらなかった2ハンドDMG3を、2ハンドAP4を用意する事で止めてしまう動きが刺さりました。

9位 バルムンク

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レールガンタブー同様エンゲージ構築における切り札。両方を積んだ欲張りデッキも入賞を果たしています。
エンゲージの餌として優秀なクトネシリカや主人公、セイバートゥースや、エンゲージ登場が強いアイスブランドやロンギヌス、バルムンク自身などサポートが充実していたこともあり、とても綺麗なデッキとして完成されていました。同時期にアヴァロンさえ居なければ覇権を取っていたことでしょう。

8位 秋山優花里

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初手超安定キャラクター。
秋山殿から始まりキノコリオンで終わる日単の徹頭徹尾攻めのスタイルはある種の美しさを感じます。

7位 ダージリン

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盤面の支配力が凄まじいカード。5~6体目に出た時には盤面を一変させる破壊力を持ちます。

限定構築のナイチンゲールの登場で採用率は落ちましたが、通常構築では相変わらず強力なカードです。

6位 ネロ・クラウディウス

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先行初手にこのカードと金時を出す、という行動が勝利に最も近い時代がありました。
今でもメタられることはありますが、日の安定パンチャーとして通用します。

5位 マシュ・キリエライト

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アヴァロン無き後Lyceeの高額カードといえばこれ。
初手安定のドローソースで、酒呑童子と上手く噛みあうように使えると強力です。

4位 キノコリオン(タケノコリオン)

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詰めで使える飛び道具。

特に固め合いになった際に強力です。
デッキを削るスピードが早い日単や、酒呑童子のおかげで手札を抱えやすくフランケンシュタインも居て詰めに優れる月単とは特に噛みあいました。

3位 ナイチンゲール

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構築制限シングルバトル三連覇とFINAL優勝の原動力の一つ。
オーダーチェンジによる同列2回攻撃や、ブレエリやスカサハをDP3にしたり、相手ターン後衛の防御力を上げられる能力、奇数コスト、色拘束の薄さによる混色構築など強い要素が目白押しのカードです。
限定構築はこのレベルのカードがあれば勝てる事を証明してくれました。

2位 酒呑童子

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問答無用でターン開始時に打点をダウンさせてしまう極悪カード。
先手で出されてしまうとあらゆるデッキが苦戦必至となります。
対抗するには1点で大打点を叩きこんだり、アグレッシブなどが有効ですが、同時期にそのような動きを得意とするデッキがあまりなかったのもあり、FINAL環境を支配していました。

1位 アヴァロン

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大型大会が全日本アヴァロン選手権と揶揄される程の圧倒的使用率を誇ったカード。
デュエルが実質2ハンド3点アグレになり、荊軻が即時除去になり、手裏剣が詰めで2ハンド4点になったりと、やりたい放題出来ました。
このようなカードが今後刷られない事を祈ります。
最後に今年活躍したプレイヤーについて調べてみましたので、その集計とかとか。
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※1 オープン併設で開催の裏フェスタ、裏裏フェスタは公式にデータが残っていないのでノーカウント。
※2 フェスタの属性別1位は入賞扱いにしない。
※3 シングルバトルは作品別1位は入賞扱い、1敗ラインは入賞扱いにしない。
※4 優勝入賞同数の場合は、大会参加人数を参照して順位付け
※5 0入賞は属性別1位でFINAL参加者
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